統合失調症とは?統合失調症の概念と診断

統合失調症の概念は医者の数だけあるという言葉を聞いたことがある。

未だにその原因すら解明されていない。

しかし、最近の精神医学の進歩で新しい見識が集められ、統合失調症の姿はかなり明らかになってきている。

世界各国で行われた調査によると、地域や文化による差はなく100人に1人程度の割合で発病した体験を持っている人が存在する。

これは統合失調症が特殊な病気ではないことを示しているが、日本では統合失調症に対する理解が深いとは言えない。

例えば、白血病という病名はほとんどの人は聞いたことがありどのような病気かぼんやりとイメージ出来るだろう。

しかし、統合失調症というと、100人に1人の割合で発症する好発しやすい疾病でありながら、その名前を聞いたことがなければ、どのような病気かということを知っている人は少ないのではなだろうか。

自分も発症するまで、統合失調症という言葉は知らなかった。(当時は精神分裂病といった)

統合失調症に特有の症状

精神病のもっとも代表的なものである「ステッドマン医学大事典」(メジカルビュー社)によれば、「最もよくみられる型の精神病で、妄想および幻覚のような思考過程の障害が特徴となるほか、他人や外界に対する関心がまったく失われて引きこもり、自閉的となる。統合失調症は今日では、単一疾患としてよりも、ひとつの精神症候群として考えられている病である。」とある。

統合失調症に特有の症状は以下の4項目。

思考化声

思考化声(考えていることがそのまま声になって聴こえる)
思考吹入(考えが外から吹き込まれる)
思考奪取(考えが抜き取られ空っぽになる)
思考伝播(考えただけで周囲に伝わってしまう)

僕の場合は、テレパシーが使えるようになって、相手とテレパシーで会話出来ると信じていた。

妄想知覚

操られる、影響される、抵抗できないという妄想。
妄想知覚(知覚した日常の現象から、直ちに妄想的な意味を感じる:例白衣についた小さな血痕を見て、「自分は死ぬ運命だ」と確信するなど)

僕の場合は、お風呂に入っているときに、母が包丁を持って僕を刺して湯船が血の海になるといった妄想があった。

幻聴

自分の行動に絶えずコメントしたり(例:食べようとすると「食べるな」と聴こえてくる)、仲間たちが自分を話題にしたりする幻聴。身体のある部分から発せられる幻聴(例:お腹から聴こえてくる)

僕の場合、幻聴は陽性症状のときにしか聞こえてこなかったが、本当の声のように聞こえる。

人によっては、幻聴か本当に言われているのか区別が付かないそうだ。

妄想

文化的に不適切で全くありえない内容の持続的な妄想

自分は万能の神であり世界平和のため永遠の命を持っているなど。

僕の場合、「僕は特別で永遠の命をもった進化した人類だ」という妄想があった。

監視妄想

誰かに監視されているという妄想。

ぬいぐるみの中に盗聴機が入ってるんじゃないかとか、部屋のどこかに監視カメラがあるんじゃないかとか…。

統合失調症の診断

以上のうち1つが1ヶ月以上続いていること、ただし他の脳の疾患や薬物に関連した精神障がいではないことを確認し診断する。

これはICD-10という国際診断基準であり「興奮している」とか「引きこもっている」という症状は副症状としてあげられている。

診断には時間を掛けることが多い

主治医は「統合失調症と診断名を下すことは、死刑宣告をするような重たさがある」と辛そうに語ってくれた。

そのためだろうか?

統合失調症と診断するまで慎重に、時間をかける医師が多いそうだ。

血液検査や、時にはCT・MRIなどとって、疑わしい疾患を消していき、そして精神疾患が残る。

さらに、そこから統合失調症なのか他のものなのか時間をかけて、医師も慎重に判断する。

食事で治す心の病 PartⅡ

食生活のあり方が深く心の病に関っている。心身を悪化させる薬づけ医療を厳しく批判しつつ、統合失調症が不治の病ではないことを明らかにした希望の書。統合失調症にビタミンB3(ナイアシン)の効果!

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