統合失調症とコーヒー・コーラ・カフェイン中毒

統合失調症になるとコーヒーやコーラを異常に好み、毎日大量に摂取するカフェイン中毒になってしまうことも多い。

しかも向精神薬の影響で、異常に水分を欲する水中毒もあると、なかなかカフェイン中毒から抜けることは難しいだろう。

統合失調症の原因の仮説は100以上もあり、単一の要因ではなく複合的な要因だと考えられているから、もしかしたら一部の患者には、カフェイン摂取をすることで脳にとって自己治癒的な作用があるのかもしれない。

カフェインとは?

カフェインは、コーヒー豆、茶葉、カカオ豆、ガラナなどの成分で、それらを原料とするさまざまな飲料や食品に含まれている。また、抽出されたカフェインが、食品添加物としてコーラなどに使用されている。

カフェインは、中枢神経系を興奮させて眠気をはらい、集中力を高めるといった効果をもたらす。

一方で、摂取しすぎると、頭痛、心拍数の増加、不安、不眠、嘔吐(おうと)、下痢などを引き起こす。妊婦の場合には、流産のリスクが高まったり、胎児の発育が阻害されたりする可能性がある。

カフェイン耐性・カフェイン依存症

繰り返しカフェインを摂取していると、体が反応しにくくなり(カフェイン耐性)、より多くのカフェインを求めるようになる(カフェイン依存症)。

そうなった時点でカフェインの摂取をやめると、頭痛、眠気、神経過敏、便秘、うつ、悪心・嘔吐、不安、集中力の低下といった離脱症状が現れる。

カフェインの安全な摂取量

表1 欧州食品安全機構(EFSA)が健康な成人が摂取しても安全とみなしたカフェインの量
安全とみなされる量 体重40kgの人 体重60kgの人 体重80kgの人
成人女性:1回に3mg/kgまで 1回120mgまで 1回180mgまで 1回240mgまで
成人男性:1日に5.7mg/kgまで 1日228mgまで 1日342mgまで 1日456mgまで
小児~青年:1日に3mg/kgまで 1日120mgまで 1日180mgまで 1日240mgまで
妊婦・授乳婦:1日200mgまで

参考文献:EFSA explains risk assessment. Caffeine

カフェインの含有量

2 主なカフェイン含有製品とカフェイン含有量(その1)
飲料/食品/薬剤 カフェイン量 備考
レギュラーコーヒー抽出液 約60mg 100mL当たり
インスタントコーヒー 約60mg 同上(粉末2gを溶かす)
ピュアココア(無糖) 約10mg 同上(粉末5gを溶かす)
ミルクココア(加糖) 微量 同上(粉末20gを溶かす)
玉露 約160mg 同上
煎茶 約20mg 同上
紅茶 約30mg 同上
ウーロン茶 約20mg 同上
コーラ 10~19mg 同上
ミルクチョコレート 25~36mg 100gあたり
高カカオチョコレート 68~120mg 同上
カフェインサプリメント 200~600mg/日 輸入品
燃焼系サプリメント 100mg/日 国産品
缶コーヒー 100~150mg/本 ショート缶
エナジードリンク 22~142mg/本
栄養ドリンク 30~50mg/本 ほとんどが50mg/本
眠気覚ましドリンク 100~150mg/本

(社団法人全日本コーヒー協会、五訂増補日本食品標準成分表、飲料会社、国民生活センター、製薬会社などが提供している情報に基づく)

カフェインと上手に付き合う

机の上には常にコーヒーとコーラを置いてチビチビと1日でコーラ1リットル、缶コーヒー2缶以上は飲んでいた時期がある。

そういう生活をしていたら、お腹の調子がすこぶる悪くなって、外出のときに急にもよおしたらどうしよう?という不安が強くなってきたので、今までとは飲み方を変えることにした。

カフェインを摂取する場所と時間を決める

まず、常に机の上にあったコーヒーとコーラを部屋では飲まずに1回のキッチンまで行って飲むようにした。

そして、コーヒーとコーラは朝起きてから15時まで!と決めた。

15時以降にカフェインを摂取すると眠りが浅くなる感覚があったからだ。

今まではパソコンの前で座りっぱなしで、ぼんやりと仕事をしていたが、下のキッチンに降りてコーヒーとコーラを飲むことで、頭の休憩になる。

頭が充分に休む時間があるから仕事の効率も格段に上がった。

15時以降にコーヒーとコーラを飲まないと決めると、朝はコーヒーとコーラをいくら飲んでもOKにしてるから、朝起きるときも「コーヒーとコーラ楽しみだな♪」と思いながらウキウキした気分で1日が始まるようになった。

毎日のちょっとした楽しみだ ^^

場所と時間を決める。

それだけで、生活にメリハリが出来る。