統合失調症と掃除・整理整頓

陰性症状や認知機能障害が酷くなると、掃除や整理整頓が出来なくなることもある。

ちょっとした整理整頓をしようと思っても、ストレスが大きすぎて、机の上はドンドン書類が積み重なってしまい、部屋は埃まみれの汚部屋になる・・・。

職人の世界では「掃除が出来て一人前」という言葉があるぐらいだから、掃除や整理整頓はそれだけ難しく、かつ重要なことだということだろう。

整理整頓・掃除してない部屋はストレスとなる

ウィーンで生活をしているときに、隣に100歳のおばあちゃんが一人暮らしをしていた。

家に招かれて行くと、まぁモノがなく、掃除もびっくりするぐらい行き届いている。

モノがないと、余計なストレスを感じないから長生きになるのかなと感じたことがある。

逆にウィーンでアーティストのアシスタントをしていたから、彼の部屋の汚さに驚愕した。

まず、捨てることを知らない。

いつか必要となるからと、すべてを保存している感じだった。

重要な書類などを探すことになると、「どこかにあるから頑張って探そう!」と何日も探す羽目になったり。

あまりにも酷かったので、アシスタントとして部屋の掃除から始めた。

大変な仕事だったが、きちんと整理整頓すると、必要なモノは簡単に見つけられるし、作業の効率も上がって、効果大だった。

またモノが少ないと探す必要がなくなる。

だって、もともとないのだから(笑)

掃除・整理整頓は少しずつ

状態が好くなって少しずつ動けるようになって、掃除や整理整頓しようという気分になったら、いきなり完璧を求めるのではなくて、少しずつやっていけば好いと思う。

毎日10分がキツかったら、毎日1分でも好い。

それだけでも段々とキレイに効率的になるし、スッキリした環境はスッキリとした気分にも繋がりやすい。

毎日努力するのが苦手でなかなかチャンスがこなかった頃、そんな自分を変えたくて毎日10秒全力で体を動かすってことを始めた。

30分走るとか腹筋300とかだと絶対やめちゃうから、なんでもいいから10秒鍛えるから始めた。

今では毎日3時間になった、始めてごらん。10分できたが1年続いたら人生変わるよ。

統合失調症スペクトラムがよくわかる本

かつて治療がむずかしい精神疾患と思われていた統合失調症。近年、治療法が進み、治らない病気ではなくなりました。希望を捨てずに前向きに治療に取り組めるように、薬物療法から社会復帰の方法まで最新情報を盛り込んで解説します。

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