藤川徳美医師の栄養療法:統合失調症で目指すべきナイアシン・ビタミンCの摂取量など

栄養療法を研究されている藤川徳美先生の記事があったので、メモメモ

1.高タンパク・低糖質食+プロテイン+鉄(*)

統合失調症は「糖害」なので、可能な限り糖質を減らすことが最も重要。

砂糖(お菓子、ジュース)は直ちに止める。

米、小麦(パン、麺)も可能な限り減らす。

BUN一桁の重度なタンパク不足の人が多く、卵、肉、魚の高タンパク食だけでは改善が困難な人が多い。

プロテイン15~20g*2を併用した方が回復が早い。

男性も含め低フェリチンの人がとても多い。

Nowアイアン36mg、2~3錠(夕)。

フェリチンの目標は100以上。

2.ナイアシン3g+C3g(エイブラム・ホッファー)

発病後10年未満の人は、ナイアシンアミドよりナイアシン重視。

統合失調症の人はナイアシンフラッシュが出にくい。

ナイアシンアミド500mg*2(朝、夕)+ナイアシン500mg(夕)で開始する。

フラッシュが怖ければ、ナイアシン100mg*3(朝、昼、夕)で開始。

フラッシュがなくなればナイアシンを増量してゆく。

ナイアシン量が2000mgに達したら、ナイアシンアミドをナイアシンに置き換え、3000mgを目標に増量する。

C1000mg*3(朝、昼、夕)を併用する。

発病後10年以上の人はナイアシンアミドで開始する。

ナイアシンアミドはナイアシンより即効性は乏しいが、フラッシュはなく、数ヶ月継続すると次第に効果を示してくる。

ナイアシンアミド500mg*2(朝、夕)で開始し、500mg*6 (朝、昼夕)を目標に増量する。

高用量服用で吐き気が起こる場合があるので、その場合は吐き気がなくなる量まで減量する。C1000mg*3(朝、昼、夕)を併用する。

ナイアシン+ビタミンCの効果

ナイアシン+Cの有効率は70~80%。

多くの症例で劇的な改善を示す。

発病後1年以内なら、1ヶ月程度で完治して抗精神病薬投与が不要となる症例が多い(エビリファイ維持量は0~1.5mg)。

発病後5年程度なら、数ヶ月程度で抗精神病薬を大幅に減量出来る。

発病後10年程度なら、1年程度で抗精神病薬を減量出来る。

発病後20年程度なら、この治療を数年単位で行うことで精神症状は改善する(ただし減薬はかなり困難)。

3.B50、Zn、E400

統合失調症の20%にはB6+Znが有効(カール・ファイファー)。
B6+Znが有効な症例はナイアシンの効果が乏しい症例。
B6は活性型のピリドキサミンでなく普通のB6でも十分効果がある。

B50コンプレックス2~3錠(朝、夕)もしくは(朝、昼、夕)。

B50コンプレックスはビタミンB1.3.6.12など、ビタミンB群がすべて50mgずつ入ってるもの。ビタミンは相互に作用するので、どれかひとつではなくて全部入れた方が良い。

ZnはOptiZinc30mg*3~5錠(朝)。

E400を追加することにより細胞膜、ミトコンドリア膜の不飽和脂肪酸の自動酸化を抑制し、ミトコンドリア内への酸素、水溶性ビタミン、ミネラルの取り込みを改善させる(*)。
20~30代の人ならE400*1錠(朝)で十分、
40代以上の人ならE400*2~5錠(朝)。

4.Mn

抗精神病薬の長期投与によりMn不足を生じてジスキネジアを生じる(リチャード・カニン)。
統合失調症の人は海馬、前頭葉のMn濃度が低い人が多い(カール・ファイファー)。
つまり、Zn不足、Mn不足、Cu過剰。
Mn10~20mg投与を数ヶ月継続することによりMn不足を改善出来る。

まとめ

まとめると、統合失調症の治療は、

1.高タンパク/低糖質食+プロテイン+鉄、
2.ナイアシン+C、
3.B50、Zn、E400、
4.Mn、

精神科主治医にこの内容を相談するのは、無知なため全くの無駄。
この治療が常識となるには30年以上かかると思われる。
30年待てないあなたは、現在の治療は継続しつつ、自分で治してしまいましょう。

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