睡眠薬の種類③ 非ベンゾジアゼピン系睡眠薬

非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬をさらに改良した睡眠薬で、1980年頃から使われるようになった。

ベンゾジアゼピン系は催眠作用(眠らせる作用)の他に筋弛緩作用(筋肉を緩めてしまう作用)があり、これによってふらつきや転倒が生じてしまうことがある。

特に高齢者はふらつきによって転倒してしまうと骨折して寝たきりになってしまう事もある。

この筋弛緩作用を少なくしてふらつきや転倒などの副作用を減らしたものが、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬。

ベンゾジアゼピン系睡眠薬よりも安全性が高いため、処方される頻度も多い。

耐性や依存性は生じるが、ベンゾジアゼピン系と同程度か、ベンゾジアゼピン系よりも若干少ないと言われている。

ただし欠点としては非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、作用時間の短いものしかない。

現時点で発売されているものは全て超短時間型になる。

そのため、非ベンゾジアゼピン系は主に寝つきが悪いタイプの不眠(入眠障害)に用いられ、夜中に何度も起きてしまうタイプ(中途覚醒)にはあまり向かない。

代表的な非ベンゾジアゼピン系睡眠薬

・アモバン(一般名ゾピクロン)
・マイスリー(一般名ゾルピデム)
・ルネスタ(一般名エスゾピクロン)